経営支援業務

(1)資金繰り・経営計画

1.資金繰りシュミレーション

資金繰改善のポイントは、仕入、生産、在庫、販売から回収に至る運転資金の圧縮と固定資金の改善にあります。つまり、不要な在庫や資産を減らし、回収してから支払うサイクルにすること、そして利益の範囲内で借入金の返済を行うことです。資金繰の改善は即ち経営体質の改善にほかなりません。私共ではお客様のケースに合わせた資金繰りシミュレーションや改善指導を行なっています。

2.経営計画策定支援

経営計画策定のキーは「我社は何業なのか?何を提供する企業なのか?」を明らかにすることにあります。そのために必要な営業構造、商品力、組織を、つまり企業体質そのものをどう改善していけばよいのかを明らかにしていきます。そして、それを実現していくために、いつ、誰が、どのように行動していけばよいかという具体的なアクションプランを作成します。

さらに経営計画を実施するトップ、幹部の教育や自己革新研修も併せて行っています。

(2)事業承継支援

2017年版中小企業白書によると、2016年に休廃業・解散した件数は約3万件、内半数以上は利益率の高い企業で、そのほとんどは後継者不足による可能性が高いとしています。

日本の企業の99.7%は中小企業(小規模事業者を含む)であり、従業員の70.1%が中小企業に属しています。

日本社会を支えている中小企業が承継されずに廃業することは、生産性を押し下げ、日本の社会基盤に大きなダメージとなります。

そこで、国の各機関は、中小企業の事業承継を促進するため、さまざまな支援をしています。

当法人では、当然ながら顧問先企業さまの相続を含めた事業承継支援を行ってきましたが、2018年度から大阪信用金庫及び信金キャピタル株式会社とタイアップして、M&Aを含めた事業承継に関する支援業務を本格的に始めました。

まずは、ご相談から。当法人または大阪信用金庫各支店にお気軽にお申し付けください。

(3)人材活性化

1.LP研修

LPはリーダーシップ・プログラム(Leadership Program)の略です。私どもマックインターナショナル(株)が独自に開発した管理者のためのプログラムです。

管理者のための研修といえば、大きく「経営に関する知識の習得」と「管理者としての意識改革」の二つに分けられ、LP研修は後者に属しているといえます。後者のような研修のなかには、「地獄の特訓××日間」といった「会社のためにどうあるべきか」という発想のものもありますが、LP研修は経営者も従業員もともに「自分の人生の主役は自分である」ことを確認し、「会社は自分達がつくっている」という発想で会社の夢を自分達で創り、その夢を実現していこうとするものです。

世の中、色々な「管理者研修」がありますが、「マックのLP研修はちょっとちがうよ」と自負しています。

有効なリーダーシップを発揮するには広範囲な能力が必要ですが、マックのLPでは、リーダーシップにとって、一番基本と思われる

  1. 自分自身を見つめる力
  2. 自分と他人との係わり方を見つめる力

の2点を中心に扱います。

LPの前期研修では、参加者の方が無意識に繰り返していた職場・日常生活での考え方、感情の持ち方、行動の仕方にどのような特徴があるのか、それが自分の人生に役立っているのかどうかを見てゆきます。そして、自分の能力を最大限に発揮するために今まで自分を制限していた考え方、感じ方を突破し、新しい行動を起こす為の鍵を見つけて頂きます。さらにその鍵を生かしたアクションプランを立てて頂きます。

続く後期研修では、前期研修のフォローをじっくり行った後、職場改善の検討と個人と仕事・職場の行動目標設定を行います。

LP研修では様々な心理的手法を用いるとともに、また、心理学的考え方も学びます。そのうち、大きな柱になっているのはゲシュタルト・セラピー、プライマル・セラピー、交流分析、論理療法などです。

2.マネジメントゲーム(MG)研修

・マネジメントゲームの3大特徴
  1. 楽しみながら学習効果が得られるゲーム形式
  2. 一人ひとりが社長になって経営の基本を体験
  3. 実践的な計数感覚・経営感覚・戦略感覚が身につく
・マネジメントゲームのねらい
  • ゲームの中で各種の経営意思の決定を繰り返し、このシュミレーションを通して戦略感覚・経営感覚を体得します。
  • 経理アレルギーを解消し、戦略会計(STRAC)を実践的に理解し、計数感覚を養います。
  • 企業活動の全体像を理解し、経営要素を再認識し、経営のバランス感覚を身につけることができます。
  • 従来の研修スタイルに満足できない方に、熱中しながら実力が身につく、まったく新しい教育手法を紹介します。
・コース紹介
商業コース

高級品・標準品・大衆品の3種類の商品をマーケットから仕入れ、店舗および販売能力を最大限に活用して、仕入れ販売を展開していく。信用取引(売掛・買掛・手形)も取り入れて、効率のよい資金運用を行う。販売原価計算、B/S、P/L(STRAC)の作成と分析を通して、商品別戦略など流通業の経営の基本を体得できます。

工業コース

マーケットから材料を仕入れ、機械の能力を効率的に運用しながら製品を生産し、また、営業所での販売効率を高める。製造原価計算、B/S、P/L(STRAC)の作成と分析を通して、製造・販売のバランスなど経営をマクロに体得できます。

3.経営基礎講座

4.新入社員研修

5.管理者研修

6.人事評価策定研修

7.MST研修

8.夢合宿

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