令和4年2月5日の第107回経営倶楽部は、「『巨額財政出動が将来世代に残すもの』
~国は借金漬けでも大丈夫か?~」と題し、講師に渡辺 周先生をお招きして開催させて頂きました。
参加された皆様の感想をまとめましたので、ご覧ください。
第107回アンケート集計結果
テーマ:「『巨額財政出動が将来世代に残すもの』~国は借金漬けでも大丈夫か?~」
開催:令和4年2月5日
講師:渡辺 周先生
参加者:36名
1.今回の経営倶楽部について (1)講演はいかがでしたか。 (1)大変参考になった。(2)まあまあ参考になった。(3)あまり参考にならなかった。 |
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回答数 31名 (1) 25名 (2) 5名 (3) 1名 | |
(2)参加されてどのようなことに気がつかれましたか。 また、今後に役立つとお考えになったのはどの部分でしたか。 |
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(2)参加されてどのようなことに気がつかれましたか。 また、今後に役立つとお考えになったのはどの部分でしたか。 |
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No 1 |
恥ずかしながら、自分の国の財政がどんな状況になっているのか、全く知りませんでした。これから50〜60年以上生きる予定の若者として、危機感を覚えると同時に、もっと調べたり考えたりしていかないといけないと思いました。「コロナ予算」として15兆円が地方創生臨時交付金に使われ、何に使ってもOKということが一番びっくりです。「今は経済成長が前提」という言葉を聞いて、もっとDegrowthという考えについて知っていこうと思います。今回はありがとうございました! |
2 | 予算の使い方に対する意識が薄い事。国の財布を自分ごとと捉えること。MMT理論は名前だけ先走りしているので、それに乗っかってはいけなこと。 |
3 | 財政支出の中身の吟味が必要 |
4 | MMT理論 |
5 | 日本の未来は誰が創っていくのだろう?日本人一人一人ですね! |
6 | 日本の財政についての考え方の多様性を改めて考えました。是非、今後も探査さんのような有料の情報源は大事だと思います。寄付したいです。 |
7 | 地方創生交付金のばらまき |
8 | 税金の計算をする立場なのに、その税金がどういう使い方をされているか、今までちゃんと見ていなかったし、知ろうとしていない自分に気づきました。 |
9 | 国の財布を自分のこととして考える。改めて支出を押さえて国債の発行を抑えることが大切だと思いました。 |
10 | 国庫の状況についての認識の甘さ |
11 | 永遠の経済成長を追いかけるのは、不老不死を追いかけるのと同じ |
12 | MMT理論に興味がありました。コロナ禍になってから人との交流がすごく減っていたので、今日はお話を聞けて勉強になりました。ありがとうございました。光行さん幸さんの声が聞けたのも嬉しかったです。 |
13 | おかげさまで初めてZOOMの会議を体験できました。準備お疲れ様でした! |
14 | 税金がどのように使われているかを普段あまり考えないで生活しているなと思った。国にたくさん借金があっても、若い世代は自分や家族の生活、仕事に必死で、国の予算などを注視している人は少ないように思う。 |
15 | 復興のための税金がモニュメント等に使用されているのはニュースで見たことがあり、ただほんの一部だろうと思っていたが、内訳をみるとぬいぐるみ等関係のないものに他にも色々と使用されていて、「知らない」ということに怖いと感じました。 |
16 | 大手新聞社では、訴訟やバッシングを恐れて、あるいは広告主におもんばかって、本当の報道はできないということ。独立した立場で報道するには、寄附スタイルが適しており、欧米ではそちらが主流とのこと。 |
17 | この国の行く末に悲観的になったが、ある程度の対処法があるのではないかと気づかされた |
18 | 渡辺さんの取材能力と人的ネットワーク。TANSAの機能。 |
19 | 建設国債が減らないのは、耐用年数の限界が近づいている古い橋や道路等の改修のためかと思ったら違うのですね…。 |
20 | MMT理論は初めて聞く言葉でした。 ネットで調べてみましたが投稿を読んでも賛成、反対意見があり思わず難しい~~ とそらしたい気持ちになりました。 ただ、大きく見るとそうなんでしょうが 現場では、ものづくりをしている弊社では技術前進、時間短縮、賃上げをどうするか、利益がでない等の言い訳はいくらでもありますが、皆のモチベーションを上げ、それを担う何かを考えなくてはと常々考えております。 大手にぶら下がっていれば「安心」は過去になりつつあります 中小企業の下請け感情脱出、これが弊社の課題です。 |
21 | 国家財政について「自分ごと」として考えないといけないと改めて思いました。 財政支出の中身が問題、つまり①長期の見通しに基づいているのか②本当に困っている人に行っているのかを考えなくてはいけないと思いました。 |
22 | 巨額の赤字があるのは新聞を見る限り分かっていますが我々国民はどのように身構えたら良いのでしょうか。 |
23 | MMT理論が借金財政を是とする方向に結びついている根拠とすることを考え直す必要があることを痛感しています。 |
24 | 国の財政が少しわかった |
25 | 国家財政の長期的な”ゆくえ”を考えることができたのが良かったです。また”ジャジット”使います。 |
26 | 税金の使い道に対して、今まで以上に敏感になる契機となる内容でした(検索ツールなど含めて) マスコミに対する政府からの圧力はないと言われたこと |
27 | MMT理論の問題点 |
28 | これから選挙の時、どこまで考え、説明できる人を選びたいです。 |
29 | 渡辺先生の作成された「Webページ」は大変すばらしいと感じた。是非活用したい。 |
30 | 最後に先生もおっしゃっていましたが、今回お話くださったことを私は他人事のように思っていました。自分が生きているうちは大丈夫だろう…とか。でも実際にお話しを聞いたり表やグラフを見ていたらもうすでに危ない状況になっているのがよく分かりました。労働人口はこんなに減るのか、自分が老人になる頃には死ぬまで働かなければならないことになるのかな…などいろいろと考えてしまいました。 |
(3)今回の「経営倶楽部」でよくわからなかったのはどのような点ですか。 | |
1 | 国は、借金漬け? |
2 | 特にない。 |
3 | 現実の財政状況にどのように対応するか?非常に難しい問題ではありますが。 |
4 | MMT理論というのが私には難しかったです。 |
5 | 途中退出したのですが、ハイパーインフレは起こるとしたらいつ頃起こると思われるか |
6 | 現在の財務官僚のMMTに対する評価。 |
7 | まだMMTの内容がピンときていないです |
8 | 永久国債を発行すればいいという考えの妥当性と日本での実現の可能性 |
9 | このまま負債が積み上がっていけば、いつ破綻するのでしょうか。その時はどのような状態になるのでしょうか。その時我々はどう対応したらよいのでしょうか。 |
10 | 現在の悪循環を回復させる手だてを一人ひとりが真剣に考え、また考えるべきことが国民の義務であることを常に心にとどめておくべきであることも含めて欲しかった。 |
11 | 特になし |
12 | 特にありません。 |
13 | 財務規律は必要であることはよくわかるが、それを社会全体でなぜ共有できないのか |
14 | MMT理論の問題点→解決策 |
15 | MMT理論について、もう少し詳しい解説があればなおすばらしいと思う |
2.今後の「経営倶楽部」にどのようなことを期待されますか。 | |
1 | 渡辺先生がすべての質問に丁寧に答えてくださったので、いろいろな話を聞くことができて良かったです。ありがとうございました。 |
2 | 笑い (^^ゞ |
3 | もし、可能なら大阪の問題、なんでもいいのですが、皆さんの視点が知りたいです |
4 | ズームでの参加は可能ですので是非またよろしくお願いします。 |
5 | 癒し ( ◠‿◠ ) |
6 | 異業種の意見交換 |
7 | 個人的には、「水道事業民営化」の問題が気になっています。 とりあえずは、住民投票に!! |
8 | 資産運用 |
9 | 日台関係 |
10 | TANSAの定期的な報告会。若い人に向けての講演会。 |
11 | 今回の経営倶楽部でも知らない事を教えて頂きましたが まだまだあるのだろうなと思ったり 経済の流れを簡単、身近なでき事で教えてほしいなあと思います。 |
12 | 会計学、財務学など経営に必要な知識を確り教えて頂きたいと思います |
13 | 憲法勉強会での話や国防論についても話題にしていただければと思います。 |
14 | またいろいろ勉強したいです |
15 | 今回のような長期の国の”カタチ”を考えるような機会にして欲しいです。 |
16 | 世の中の問題点を深く考える機会 |
17 | 今回ははじめての参加で、今まで考えたこともないことを知りました。これからも経営倶楽部を通じいろいろな知識を学びたいです。 |
18 | 現に問題・課題となっている議題に期待します。今回の渡辺先生のお話はタイムリーでした。 |
3.その他、ご意見ご感想などをご自由にどうぞ。 | |
No 1 |
今回は参加させていただきありがとうございました!林先生ご夫妻、周さん、とても勉強になりました。 |
2 | ZOOM開催、事務方のご配慮大変だったと思います。十分に円滑に開催できたと思います。お疲れさまでした。ありがとうございました。 |
3 | ありがとうございました。 次回は、財政支出のウォッチの仕方についてご教授下さい。 |
4 | 今回のようなディスカッション時間をとって欲しい。 |
5 | 先ほども書きましたが、大阪が抱えている問題はある意味日本の縮図だと思います。 |
6 | コロナが収束の際は対面で参加したいものです。北海道での開催はいかがですか?笑 |
7 | 声にならない声を…. これからも知っていきたいと思います。 |
8 | 渡辺周先生のお話は、とても分かりやすくて引き込まれていきました。本日は本当にありがとうございました。 |
9 | MMT理論について興味があったので、参加させて頂きました。 円を作っているのは政府なのだから借金を返せないということは無い、ということですが、要するに、MMT理論では国全体を大きなBSとして考える、という認識でも問題ないでしょうか? そういう前提で考えた場合、現在の日本はBS科目の質が非常に悪いと考えます。ディスカッションでも多く意見が出ていましたが、税の使い道、という点で果たして良い運用が出来ているのか、という点が分かり易いと思います。 先生がおっしゃっておられた、「BS上はOKなので国は大丈夫という点には疑問に感じ、ごまかされている感が大きい」という点に非常に共感しました。 昨年、コロナ補助金と国の財政を見たときに、非常に危機感を感じ個人的に研修をしたのですが、BS科目の質の向上、というものをどのように伝えてよいか非常に苦労しました。恥ずかしながらその際にMMT理論を初めて知ったのですが、個人的には、個人のモラルと国民(納税者)の意識改革が必要であると感じました。 今回、MMT理論とはどういうものかを知りたくて参加させて頂いたのですが、渡辺先生のお話を拝聴して、単純に「賛成」「反対」という次元の理論ではないと感じました。また皆様の意識の高さも、非常に刺激を受けました。 本日は、大変貴重な機会をありがとうございました。 |
10 | メディアが同じ報道に偏るのは、何か圧力があってのことかな。と、漠然と思っていたので 人と違ったことをするのが怖いから一色になりがちなだけだということに驚いた。 これだけの人数でも、色々な意見がある、国の未来も多角的に考えて少しでも良い形で子供たちに繋いでいけたら良いなと思います。 |
11 | 本日はありがとうございました。私はzoom会議で人前に出ることが苦手なので、今回は顔出しはしませんでした。すみませんでした。顔出しやディスカッション参加の有無を事前に確認して頂けるといいなと思いました。 |
12 | MMTに限らず、貨幣論や適性マネーサプライの話は相当勉強しないとハードルが高いですね!国家財源のベースは通貨発行であって、租税は金融政策というのが私の理解ですが。できればもう少し高いレベルの議論したかったのですが。 |
13 | たくさん質問があったが、一つ一つ丁寧に答えていただきありがとうございます。 子どもの頃から税金や政治などを身近に感じ、学べる機会があればと思いました。 |
14 | 本日はご講演ありがとうございました。テーマをみた時はあまり聞きなれない言葉で少し難しい話なのかなと思っていましたが、内容がすごく身近に感じられるもので講演を聞いていくうちにどんどんとお話に聞き入ってしまいました。税金のことをもっと自ら知っていこうと思いました。ありがとうございました。 |
15 | 経営倶楽部でこれから、年1回、渡辺先生に時事について講演いただいたらどうかと思います。 |
16 | 渡辺さんへのご支援を引き続き宜しくお願い致します。 |
17 | 分かりやすい話の進め方や語彙の選択は、さすが記者の方だな〜と、ほれぼれ聞いてしまいました。ありがとうございました。 |
18 | リアルとリモートのハイブリットでの開催は大変だけど意義あることと思いました。特にブレークアウトルームによるグループディスカッションが盛り上がり、経営倶楽部ならではと感じました。東京からお越しくださった渡辺周さん、そして担当の方々、ありがとうございました。 |
19 | ランク付けをして経理・財務の勉強を確りご指導して頂きたいと思います。 どんな経営も財務力(知識)がなければ必ず亡びると思います。 |
20 | 今日は誰もが不安に思いながら借金財政への不安を解消できない問題をわかりやすくお話しいただきありがとうございました。 |
21 | ありがとうございました。 |
22 | いつもありがとうございます。 |
23 | 初めて参加させてもらいましたが、自分の意見を持って議論することの大切さを気付く機会でした(本を読んだだけではダメですね) |
24 | とても勉強になりました |
25 | 日本の税金の使い方をもっと詳しく知りたいです。私は知識はまったくありません。ただ、一般国民が一生働いてもらう退職金が低いのに対して、政治家、官僚、短期で高い退職金を得る仕組みは理解できないです。 |
26 | コロナ禍でなかなか開催の実施が難しいとは思いますが、今後も受講をできるだけ続けていきたいと思います。 |
以前の経営倶楽部のアンケートは、「開催テーマ一覧へ」からご覧ください。
Tags: 経営倶楽部アンケート